培養した脳細胞でコンピューターの開発

脳は、神経細胞という素子を使って、コンピューターよりも少ないエネルギーで情報を処理します。脳にある神経細胞の動作を模した機械学習のモデルをシミュレーションすると、コンピューターでは約800万Wを消費しますが、人の脳は約20 Wと40万分の1の電力で済みます。電力需給の逼迫が懸念される中、脳のメカニズムを生かしたコンピューターができれば、計算科学の革新につながります。神経細胞を活用するバイオコンピューティングです。 続きを読む

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日本語学校の増加

日本語学校は、外国人留学生を対象とする日本語教育機関で、2023年末時点で全国に839校あります。政府が留学生の受け入れを拡大したのに伴い、学校数も10年前の1.8倍になっています。文化庁の2022年度調査に回答した約700校でみると、約9万6,000人が学んでいます。 続きを読む

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高等教育とジェンダー格差

OECDの発表による学習到達度調査(PISA)によれば、科学的応用力と数学的応用力の平均得点は、ともにOECD加盟国中1位、読解力は2位でした。日本の15歳には、世界トップ水準の理数学力、読解力があると思われます。科学的応用力と数学的応用力は、男女別にみても男子、女子とも加盟国中1位です。しかし、大学進学時点では、男子と女子で理系の選択率に大きな差が出てしまいます。 続きを読む

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「食」からはじめる女性の健康促進プロジェクト オンラインセミナー 開催

あすか製薬株式会社とABCクッキングスタジオがコラボでオンラインセミナーが開催されました。今回のセミナーテーマは、近年注目されているプレコンセプションケアです。

 
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生産年齢人口の減少

国立社会保障・人口問題研究所の公表によれば、2050年時点の15~64歳の生産年齢人口は、699市町村が半数未満に減少します。働き手の中心を担う年齢層が大幅に減れば、地域の産業や福祉の人材不足に直面するほか、自治体運営や交通・物流の維持が困難になります。少子化対策の強化と東京一極集中の是正が喫緊の課題です。全国の15~64歳は、2050年時点で5,540万2千人となり、2020年比で26.2%減です。 続きを読む

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