日本の労働分配率の低さ

日本の労働分配率は40%台で推移し、50%超の米国に及ばず、先進国で最低水準です。上げられる賃金を抑え、海外への工場移転や内容量を減らし、価格を据え置く実質値上げなどの合理化を繰り返してきました。日本はコストカット型経済に陥り、デフレが続く悪循環になっていました。 続きを読む

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小中学生の不登校の増加

文部科学省の2022年度調査によれば、全国の小中学校で不登校の児童生徒は29万人を超えています。10年連続増え、過去最多となっています。その4割近くは学校内外で専門家らの相談や支援を受けておらず、ケアの多くを親が引き受けている例は少なくありません。その負担はとりわけ母親に偏りがちです。 続きを読む

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再販価値への意識

新車や新築の時点で人気が高い商品は、取得価格からの下落率が低い傾向があります。車は、車種や走行距離、不動産なら立地や間取り、築年数、管理状況といった要素や需要動向によって変動します。購入した商品を中古市場で再び売却する時の価格を、再販価値(リセールバリュー)と呼びます。中古流通が活発な自動車や不動産で用いられてきた概念で、資産価値を反映します。 続きを読む

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婚姻数の減少

婚姻数の減少が止まりません。2023年は90年ぶりに50万組を割る見通しです。新型コロナウイルス禍による出会いの減少に加え、経済的な理由から若者が結婚に踏み切れません。政府は、少子化対策の拡充を盛り込んだ関連法案を閣議決定しましたが、若者の将来不安の払拭に向けた道筋は不透明なままです。 続きを読む

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東京大学での5年制新課程の創設

世界水準の研究や人材育成を目指し、東京大学が2027年秋に新学部に相当する5年間一貫の教育課程のカレッジ・オブ・デザインを創設する方針です。医学から文学まで、東大が持つ教育・研究資源を最大限に活用した文理融合型の課程で、気候変動や生物多様性など、従来の縦割りの学問領域では解決が難しい地球規模の課題に対し、解決策を導くことができる人材を育てるとしています。 続きを読む

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